トップページ > グルメ > 地域で選ぶ > 東京都 > 【超越したお店】杉並区方南町、「一心太助」の伝説的料理の数々
- グルメ
- 2010年9月06日
生きる伝説
前回紹介した高円寺あかちょうちんに引き続き
杉並区の超越したお店をご紹介。いやこのお店はもう既に伝説クラスかもしれない。
そのお店の名は「一心太助」。場所は方南町。
方南町だよ!といわれてあーあそこね、なんてなった方がずいぶんあらあら地理に
お詳しいのね!なんてなるくらいきっとマニアックな土地だ。
環七沿いなので通った事ある人は多いと思うが、
実際におりて散策した人はほとんどいないと思う。
あの辺りに住んでる人か(僕はそうです)、職場がたまたまかとかそういう話じゃないと
まーよらないと思います。そんな土地です。マイナーです。行き辛いです(丸の内線のみ)。
しかし、今回紹介する一心太助は
そのためだけに方南町に行く価値があるお店です。
ミシュランでいえば3つ星だ。
まあ、あくまでカブ調べですけどね笑。
※せっかくなのでクリックすると拡大します。
方南町の商店街を怪しく照らすネオンの下、
入口にたつとまずはどーだどーなんだこの野郎といわんばかりに
ででんとメニュー表が張り出されてます。
とはいえこのデフレデフレの世の中ですから300円居酒屋なんてものはチェーンでもありますし、
確かにメニューは豪華?不思議?なんだか物凄い感じはしますがようは中身とボリューム。
どうせ対したことないんでしょ?そうはいってもケチくさいんでしょ?
そう思っていた時代が僕にもありました。
ガラガラガラっと扉をあけて店内へ。
薄暗い照明で一言でいえばレトロ調な雰囲気。
いや、調ではないか。あれは狙ってないレトロ感だ。
お世辞にもオシャレで綺麗なお店とはいえないけれど
落ち着いたどっしりとそこにある雰囲気がなんとも言えず素敵だ。
思ったよりも奥に広く、手前にテーブル席、
奥のほうにもテーブル席、その間にカウンター席なんかがどどどっと。
入口付近で扇風機がぐりぐりまわり独特な照明があたりを照らす。
この日は1階のテーブル席に座ったがこの店は2階もあり2階は2階ですごく味がある。
畳でいえば20畳から30畳くらいの広間になっておりそこにガガガっとローテーブルが並べられ、
どことなく田舎のおばあちゃん家のような、人の家で飯を食う感覚が味わえる。
入口でメニューはちらちらみてたけど、
再度よくみてみるとネタになりそうなメニューがもりもり。
なんか伝票っぽい青っぽいメモ帳っぽいそいつは、
本日のオススメ。
こんな形で本日のオススメを提示されるとはなかなかない。
ちなみにメニューもどっかのテーブルの下あたりにまとめておいてあったりして、
あれここかしら、いやこっちに、あっあったあっすみません、ちょっあっちょ
あっありがとう、ありがとうございますー。あっメニューあったーここだったよー。
みたいな展開とか大いにあります。テーブル席に座ったらごそごそ手をやって、
メニューがいっぱいあったら先に出しておくと親切ですね。
ビール。
けっこうでかめのジョッキに注がれてくる。
なんかやたら高速ででてくるのでびっくりします。
頼む前からジョッキをサーバの前にスタンバッっててなんなら
ちょっと入ってるくらいの状態からだだっとだしてくる。
これまた超高速ででてくるお通し。
この日は肉団子。別の日はポテサラだったりその日次第。
ちなみにお通し代は200円ですが、このお通しで200円ならありですねあり。
肉団子でビールをぐびぐびやりながら、
もっかい店内をパシャパシャ。
なんでしょうね、この素敵なライティングは。
店内はどちらかといえば上めな客層でしょうか。
若い人はあんまりいないので、若い部類に入る僕なんかは
けっこうぐりぐりといじられやすく、ぐりぐりと客のおばちゃんなんかに話かけられる。
その辺は横丁ノリといいますか、そういう店なのでまーいいんですよ。
逆にそういうのが苦手な人は特に1階は常連さんが多そうな雰囲気なので
ちょっと厳しいかもしれない。でもそれはそれで醍醐味といえば醍醐味。
そんな感じでたゆたっていると、奥の方からお母さんが、
おそらく我々の一品目であろう料理を運んできた。
ドドドン!
なんかサラダでも頼むかと注文した海鮮サラダ。
なんかもうこれだけでもうなんかもうカオスな感じで収拾がつかない感じ。
わさびとマヨネーズによくわからないタレをばっとかけた感じで、
正直これを海鮮サラダと呼んでいいものかわからないくらい謎な食べ物。
ぱっと見わかりづらいかもしれませんがこの皿30センチくらいあります。
マグロに鮭に烏賊っぽいなにかとエビときゅうりとレタスとトマトとキャベツとわかめとつまがこんもり。
材料だけみれば材料だけみれば海鮮サラダだ・・・味もうんすごい、なんかすごいです。
そしてお次に登場はオススメメニューの秋刀魚刺し。
今年は秋刀魚高いよーといいながらも一匹使ってるんじゃないですかね。
それでもお値段は変わらず300円と激安。
しかも僕は秋刀魚刺しを頼んだにも関わらず、なぜか鮪刺しもついてくる。
もうね、なんなんでしょうね、このお店のサービス精神といったら。
お腹一杯にさせたいんでしょうね。しかし、秋刀魚刺しなんて不味いわけがない。
さー次は馬刺しです。
正直ね、この馬刺しと過去にレバ刺しも頼んだことありますが、
この辺は謎です。本当に謎なんですよ。というのも味がよくわからないんです笑。
馬刺しってこんな味だったけかなーレバ刺しってこんなだったかなーと思いながら食べます。
写真通り量は期待を裏切らずすごいです。10切れ以上は間違いなくあります。
お次は、みんな大好き鶏のから揚げ!
これまた付け合せのジャガイモがやたらでかいんですよ。
たぶん、小さいジャガイモ2つ分ですね、この芋だけで。
お肉もたっぷり何個だ、10個位あるのかな、すごいよマジで。
そんで味もなかなか家庭的でビールがすすむすすむ。
いやー正直、けっこうこの辺でけっこう十分なんですよ。
しかし、最後にとどめの、
スパゲッティ!
いやーもうなんだ、そもそもメニュー名がスパゲッティって謎すぎるよ。
そしてこいつは皿がでかい。すごいでかい。
こうしてみると・・・
わかりやすいですかね。
だいたいカメラキャップが5センチくらいかな。
もしくは指の大きさと対比したほうが異様さが伝わりますかね。
でかい。ちょっとこれで300円とか信じられん。
値段と量が違えどこれは以前レビューを書いた仙台の北京餃子並みの予想覆り感。
300円でしかもスパゲッティでしょーなんかちょろっとしたのでるだけでしょー
と思いながら頼んだらえらいことになります。大やけどです。
いや、味はまあその・・・いわゆるスパゲッティなんですけどね。
もうテーブルにはのりません。
ビールをがばがば数杯、サワーは200円でこれも飲んであとはむしゃむしゃ。
いっても僕なので完食はしましたがどれもこれもパンチがあってすごかった。
閉店付近の23時過ぎ(っていっても看板しまうだけ)まで飲んで食べて、
お会計は2000円でした。ほんとにがっつり飲んで食べてこの値段はほんとにすごい。
たぶん普通の人ならビール2杯に料理2品とお通しあわせて1400円ですむと思う。
この店で3000円いったら逆にすごいね。
一心太助を調べたところ、
一心太助(いっしんたすけ)は、小説・戯曲・講談などに登場する架空の人物。
職業は魚屋。義理人情に厚く、江戸っ子の典型として描かれることが多い。
wikipediaより。
とのことでまさしくそんな感じのお店でした。
聞けば元々魚屋もやってたようで料理やメニューからも魚介は強い感じでした。
(この前いったときはサザエ刺しと青柳で300円だった・・・)
逆にメニューの右側、炭水化物系はどれも危険ですね。
過去にカレー、チャーハンはありますが、スパゲッティにひけをとらない破壊力でした。
間違いないのは魚介系、時にはチャレンジメニューもおもしろい。
生きる伝説、一心太助にこれからも僕は
ちょいちょいお世話になりそうです。
星:★★★★★(これだけの戦力をもつ店は記憶にない)
店名:一心太助
住所:東京都杉並区方南2-12-27
頼んだもの:刺身やら唐揚やらスパゲッティ。1人2000円。
タベログ:http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131903/13078305/
話では40年やってるそうです。
今の大将は恐らく2代目で若そうな感じでした。
個性派を貫いて長く存続してくれることを期待してます。
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