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なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」

被災地支援から戻って、久しぶりに吉祥寺へ向かったら、あれこんなのできてたの!なんだかださい!と特に情報もなにもなく気にもとめてなかったバリ男さん。しかし、最近、その過ぎ去る日々の中で聞いた、「あそこ二郎インスパ系らしいよ」との声に導かれるがままにふらふらと夢遊病のごとく道をさまよい、気づけば、僕は店の前に立っていた。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」の看板

どっちだ!

二郎系ってだけで一度は試したくなる性分はどうしようもないなあ、と思いながら店の前に立つと、こんな看板が。なんだ、なんかこの看板からすでに「なんだかはっきりしない」感じがでてるのは気のせいだろうか。とってつけたような女性大歓迎の文字に、看板の右側が切れてる雑さがこれまた不安を煽る。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」の食券機

入口に食券機。

野菜カラメましはなし、そして何より大盛がないんだよね、この店。ラーメンと味玉を購入して中へ。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」の店内

店がオープンしてから日が経ってないせいか店内は綺麗で、明るい。あの人気店特有の鉄火場のような雰囲気は皆無で、女性客もちらほら、奥では大学生がビールを飲んでだらだら食っちゃべってるあたり吉祥寺らしさが出てるってことなのかな。入口の右手奥にセルフの水がありどぽどぽついで席に座ってみる。

席は全部で15席くらいあってなかなか奥が広く、厨房スペースもしっかりとられてて作業はしやすそうだった。店員さんは2人で1人はアニキ的な感じに、もう1人はそれこそ脱サラアルバイトといった風情でなんとなく哀愁が漂っていた。案の定、まだオペレーションに慣れていないのか湯ギリで麺を落としてたりしており、アニキ的なほうがしょうがねーなおめーはよっと無言のフォローをしていた。

その不安定なオペレーションをみながらこちらも大丈夫なのか、、、と心配になりながらやってきたのがこれ。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」のラーメン

ラーメン、味玉つき。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」の麺は三河屋製麺。

麺は三河屋製麺。

器が小さめで二郎の中ではボリュームはさほどでもない、野菜のもりはまあまあかな。豚は見た目がもうチャーシューですね、これはチャーシューです。ちなみにニンニクはセルフなのでもりもり乗せる。

まずはスープをいただく、、、んーなんだかこれははっきりしない味だぞ。ともう一口。んーおそらくこれは脂が多すぎるんだと思います。デフォの脂が多すぎるんだけど他とのバランスの兼ね合いでカエシも大めになってえらい味が濃くなってる。にも関わらず、バランスが取れず結局脂多めのぼやーんとした味になってしまっているように感じた。どちらかというと、ホープ軒的ないわゆる背脂チャッチャ系に近いんじゃないかな。

んーんーいいながら次は麺を、、おっこれは、、、固い、固すぎだろ。バリ男って名前だけに麺はバリカタ仕様なのだろうか、、余りにも固くて麺の味がどうとかいう以前の問題で、ぐわぐわごわごわをもっちゃもっちゃ食べる感じになってしまった。そうなると麺とスープも乖離してしまい、非常に残念な感じになってしまったのはいうまでもなく。

たまたまその新人さん?のオペレーションミスが出てしまったのか、この店の実力がそうなのかわかりませんが、ちょっと厳しい印象を持たざるをえませんね。「インスパイア」というよりは「真似をした」という表現のほうが近いものを感じました。まあ、場所も悪くなく、店内も明るく、看板にも女性大歓迎とも書いてますし、入りやすいってところがいいところなんでしょうかね。

なんだかはっきりしない吉祥寺の二郎インスパ系「バリ男」の基本情報

★★
店名 らーめん バリ男 吉祥寺店
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-17
頼んだもの ラーメン(750円)、味玉(100円)
タベログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13125343/


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関内二郎行きたいなー。

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