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【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」

のらりくらりと連載していた「西荻カレー戦争」。過去シタルアイオーブンスプーンオーケストラ、と4回程書いてきました。今回で5回目ですが、ひとまずこれで最後にしようと思います。というわけで最終回はやたらとやたらと名前が長い「ラヒ パンジャービー・キッチン」です。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」の店内

とにかくわかりづらい。

えっ?ここでいいんですか?いいんだよ、大丈夫だから、ここであってる、さー進むんだ!いやでも、でもじゃないでもじゃない、ほらみえてきたよ、ね、えっここ、ここですか?そう、ここだよ。

人が1人も通ればいっぱいになるような狭く、そして薄暗い階段を登りきるとお店がある。扉をあけると、2人がけのテーブル席が6つ?だったかな、先客は3名。とにかくこじんまりとしていて店の場所や、異国情緒あふれる調度品がおかれた店内の様子から、"隠れ家"といってもいいような雰囲気を感じる。知る人ぞ、知る的な雰囲気は悪くない、悪くないよ。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のメニュー

なんだか見慣れない「チャパティ」とかあってどれを頼めばいいか迷う。が、ここは一つ定番であろうセットにしようと思う。カレー2種類とナン(orライス)とサラダとラッシー(一杯おかわり付き)で、カレー2種類は、チキンカレーとナスとジャガイモカレー(本日の野菜カレー)にした。それとライスに特徴ありってことだったので、単品でライスも。ちなみにランチは土日祝日しかやってないそうだ。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のラッシーとサラダ

ラッシーとサラダ的ななにか。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のサラダ

そのサラダ的ななにか。ヒヨコ豆?かな、とタマネギをカレー粉でしっとり炒めたらこうなりましたという味がしたけど、正直ひよこ豆の食感ばかり気にしてしまって、味はあまり見てない。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のランチセット

だらっだーん。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のブラウンライス

ブラウンライスというらしい。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」のカレー

ぱっと見ではどっちがどっちのカレーかわからない。

さてと、まずはカレーを一口と。ふんだんに使われたであろうスパイスがぶはっと広がったかと思うと、一気に辛みがきて、うわっ結構くるなーと思いきや、酸味がすぅーっとひいていき、スパイスの旨みと辛さと酸味が複雑に口に残る。特に酸味かな、酸味、おそらくは多めに使った玉ねぎが由来だと思うんだけど、これがけっこう効いてる。というのも、実はここのところこの辺のカレー屋で辛めに注文しても大して辛さを感じなかったので、この日も普段どおり辛さを「大」で注文。いつも通り余裕かなっと思ったらここのは結構ちゃんと辛い(ちなみに僕の辛さレベルは中本の蒙古タンメンは味わえ、北極は食べれるけど旨みは感じられないレベル)。そのため、余計にその酸味が目立つように感じた。辛さが中心だったため、他の旨みなどは特に時間が経過すると捉えきれずこれは初訪としては悔いが残るところ。

続いてナンを一口。。。これはあれだね、今まで食べたことがないタイプのナンだ。一言でいえば、「パンとナンのあいのこのような」、そんな印象が残ります。すごくパンっぽく、なんなら米粉とか全粒粉とか入れてるんじゃないかとか思って後で調べたら、やはり全粒粉を入れたナンとのことです。なるほどそれで独特な風味があるわけですね。なんだか無性においしくてそのまま食べたくなるような味わいでした。

ブラウンライスはインディカ米特有の淡白な味わいに、芳ばしい風味が感じられてカレーとの相性はとてもよい。辛さの強いカレーでしたが、存在は負けてなかった。

特にナンは美味しく、ブラウンライスもよかったんだけど、惜しむべくはカレーを辛さ大にしてしまいそのポテンシャルを全て感じることができなかった点かな。辛いカレーは辛いカレーで好きなんですが、僕の舌にはちょっと強すぎた。正直なところ、もう一回ほど行かないとよくわからないのでもう一回くらいいってみたいと思います。

はい、というわけで西荻カレー戦争と銘打って、西荻窪のカレー屋をがちゃがちゃ書いてみました。その関係でここのところカレーばっかり食ってたんですが、カレーなんてだいたい美味しく感じてしまうのと、何よりそもそも食べなれてない味を的確に捉える味覚も持ち合わせてないので、自分で作るジャワカレー辛口が一番うまいんじゃねーの的な結論が見えてたりもします。こんだけ回ってそれが結論かよ!という感じもしないので、またゆったりカレー屋めぐりをしていこうと思います。

【西荻カレー戦争】名前はやたら長いし、道はわかりづらいしの「ラヒ パンジャービー・キッチン」の基本情報

★★★
店名 ラヒ パンジャービー・キッチン (Rahi Punjabi Kitchen)
住所 東京都杉並区西荻南3-15-17 2F
頼んだもの ランチセットとライス単品(セット980円とライス200円で1180円?だったと思う)
タベログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13051190/


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しいていうなら、「オーケストラ」が今食べたい。

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