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【西荻探訪】キャベツの旨みが凝縮された!カンランの広島焼き

五日市街道を吉祥寺へ向かうとすいすいっと妙にレトロなお店が目に入る。最初はそのカラーとフォントからクリーニング屋かなんかなのかなと勝手に思ってたんですが、どうやら違うらしく、夜になると煌々と灯る明かりの中に人がゴロゴロ・・・これはなんだ、飯屋か、飯屋なのか!と気づいてから気になって気になってしょうがなかったお店、カンラン。

【西荻探訪】カンランの店先

広島焼き屋さん。

そう、カンランは広島焼きのお店としてちょっとこの界隈では有名なお店でなにやらそれはもうちゃんとした広島焼きを食べさせてくれるともっぱらの噂。お客さんも広島出身の人が多いようでおそらく広島人であろう店主と広島ローカルトークを展開している。仙台人の僕としてはまあ一体なんのこっちゃって話ではありますが、これはこれでどことなくその土地の空気感のようなものが漂ってて目に見えないスパイスとなり味にも影響されるとかなんとかかんとかでどうたらこうたら。

【西荻探訪】カンランの店内の看板

そば肉玉を注文。

ややコの字形カウンターの目の前には鉄板がドーンと置かれ、目の前で注文された品々が焼かれていく。方やエリンギが焼かれ、方やタマネギが焼かれ、そしてメインのお好み焼きがドカーンと焼かれていった。この日はたまたまメインアリーナ席に座ることができ、目の前で焼かれる様を拝見することができたのだが、すっすごい、すごい迫力だ。店主がなれた手つきでキャベツをもりもりと盛ったそれは、呼んで字の如くの山盛りだった。

【西荻探訪】キャベツの旨みが凝縮された!カンランの広島焼き

切ってもらう。

じっくりじっくり火を通していくとやがてしんなりと山は低くなった。よもやこの完成系からはあれだけキャベツを使っていたとはちょっと想像できない。

味はどうかと小皿に取ってむしゃむしゃむしゃ・・・香ばしくコーティングされた表面から飛び出してくるものは、濃厚なキャベツの甘みだ。あの完成形からはどこへ消えてしまったんだと思わずにはいられないあのもっさもっさのキャベツがここにきて復活し、口の中いっぱいにその存在を主張してくる。んーこんなにもキャベツの甘みを意識するお好み焼きも初めてな気がします。うまい、広島人はこんなものを毎日食べているのか、うらやましい(偏見)。そしてあれだけのキャベツを背負ってるわけですから、それ相当な重さを感じます。特にこの日は2軒目だったので、ちょっと最後の方は苦しくなってしまいました。

味よし、ボリュームよし、値段も比較的抑えられており、店の雰囲気もいい。となると問題になるのはその混みっぷり。この日は一人で入ったのですんなり入れましたが複数人の時は注意が必要です。

【西荻探訪】キャベツの旨みが凝縮された!カンランの広島焼きの基本情報

★★★
店名 カンラン
住所 東京都杉並区西荻南2-6-23
頼んだもの そば肉玉(850円)
タベログ http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13044228/


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広島流ともいうんですね、初めて知った。

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