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福島県白河市、「茶釜食堂」の接客術とチャーシューめん

ちょっとばっかし体に異常があり更新があいてしまいました。
どんどん書いてかないとネタばっかりたまってしまっていやいやもう倉庫は一杯ですよ。
はい。てことで、久しぶりのネタは福島県白河市の茶釜食堂さん。

福島県白河市、「茶釜食堂」のまずは駅から

野暮用で白河の方までいってきまして、
それでまあ白河だなんていったらまあラーメンだよね、ラーメン。
白河のラーメンは喜多方と並んでどうたらこうたらみたいな話はよく聞くので、
よしそれはぜひぜひと向かったのであった。
写真は白河駅のホームから。この写真で街の規模がわかりますね。

福島県白河市、「茶釜食堂」に行く途中でみつけた店

道すがらグリル銀座に心奪われる。
グリル銀座ですぜ、グリル銀座。
それはもうハンバーグとかすごい美味しいハンバーグとか
さぞかし並んでいるのであろう夢の世界ですね。戻ってこれないですね。現実に。

福島県白河市、「茶釜食堂」の地味な外装

とっとことことこ歩いていると到着。
んーすごい地味ですね。思ったより地味。
これはあれですね、油断してたらまあ気づかないレベルの気配感。

福島県白河市、「茶釜食堂」のナイスなショーウィンドウ

いいよ、いいショーウィンドウだ。
謎の狸とタンメンばかりがフューチャーされた素敵なショーウィンドウですね。

福島県白河市、「茶釜食堂」の店内

さっそく入店。
ごめんなすって、ごめんなすってー。

福島県白河市、「茶釜食堂」の店内だよ

ごめんなすってー、ごめんなすってー?

福島県白河市、「茶釜食堂」の店内に店員がいない絵

ごめんな・・・
あれ?えっあっ誰もいないようですね。
おかしいな。

福島県白河市、「茶釜食堂」のメニュー

一先ずメニューを眺める。
ううん、それにしても誰もこない。
ううんううんと悶々としているとお客さんが入ってきた。
ジロジロと観察してるとそのお客さんはあろうことか、
そのまま厨房のほうまでいき、

「チャーシューメン」

と注文するではないか。
奥からは、

「はーい」

と声が。
なるほど、そういうシステムか。

この店にはどうやら

接客という言葉はないらしい

習って厨房に向かってチャーシューめん大盛り!と声をかける。
ちなみに水もセルフだ。

福島県白河市、「茶釜食堂」のチャーシューめん

数分後、お姉さんがゴトっとラーメンをおもむろに置き、
食べ終わった他のお客さんの食器を片付け、また猛スピードで厨房にもどっていく。
なんなんだ、いったいなんなんだろうと思わずにいられなかったが、
それよりラーメンだ、こっちはもうお腹ペコペコペコリーノですよ。

福島県白河市、「茶釜食堂」のチャーシューメンでかい!

まあ、まず器が超でかい。
大盛りにしたのでノーマルの具合はわからないが、
ひとまずスープを飲み干すことはまあできそうにもないでかさ。

福島県白河市、「茶釜食堂」の白河ラーメン

そしてこの麺が白河ラーメンの特徴。
手で揉んでちぢれをつけるとかなんとか。
くわえて、かなり短い。1本の麺が相当短い。
確かに個性的な麺だ。

さっそく実食、むしゃむしゃズルズル。

むむ、見た目に反しかなりあっさりとした優しい醤油味だ。
鶏がらがほどよくきき、薄味だけどその個性的な麺によくすいついてうまい。
ふんふんなるほどなるほどと思いながらあっという間に完食したのだった。

そしてお会計。
店員さんいないからどうすんのかなーと他のお客さんを観察。
むむ、なるほどなるほど、カウンターまでいき、
そこで暖簾越しにさっとお金をおき、さっとお釣りを渡され終了か。

まるでパチンコの換金所のようなシステムですね!

白河ラーメンは麺が個性的だけではなく、
その独自の接客術もまた個性爆発したならではの文化であった。
お近くを通った際にはとくと体験すべし!

福島県白河市、「茶釜食堂」の接客術とチャーシューめんの基本情報

★★★
店名 茶釜食堂
住所 福島県白河市年貢町50
頼んだもの チャーシューめん大盛
タベログ http://r.tabelog.com/fukushima/A0703/A070301/7001400/


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ううむ、今考えてもなかなか斬新な接客だったな。
そしてあのもっちりした個性的な麺がまた食いたい。

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