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杉並区、永福町、「朋(なかま)」の焼そば(ライス付)と雀卓

今回ご紹介するのは朋とかいてなかまと読むお店。
写真を見ていただけると一目瞭然なんですが、ここ雀荘なんです。
いやーほんとわりと衝撃的なお店でした。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の店先

ほんと駅前ね。駅前もいいとこ、超駅前です。
永福駅の南口をでて徒歩5秒くらいでしょうか。
いやね、言っても僕も今の家(永福)に住んで丸っと3年は住んでますので、
前から駅前の方に雀荘があるなああるなあとは思ってたんです。思ってたんです。
しかしね、麻雀をやる人でもないので、特に別段気にするほどではなかったんですが、
先日ふと通りかかったところ・・・

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の謎の看板

この張り紙を発見してしまったんですね。
いやいやちょっと待てと、雀荘の「本日のランチ」ってどういうことだよと。

まさか雀卓でご飯食べるわけないよな

などと妄想がふくらみ、この度突撃した次第です。
それにしても家庭料理の店でーすと多少の脱力感をかもしながらも、
最後の一行に夜は麻雀屋ですと書かれただけで異世界空間を感じさせる
なにかがこの看板からあふれでてる気する。もわもわもわ。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の雀荘っぷり

どうだ、この雀荘っぷり。
麻雀は人数集め程度にこなすことができるため、
何度か雀荘という場所に立ち入った経験がある僕ですが、
そうはいっても自分から積極的にガンガン行く場所ではないため、
ちょっと入るのには躊躇してしまう部分はある。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の入りづらさレベル高めの入口

しかも入口はこんな感じ。
入りづらさレベルはかなり、相当高い。
しかし、この細い薄暗い階段を登ったさきに家庭料理は待っている。
僕の焼そば(ライス付)は待っているんだ!と心で叫びながら意を決して突入。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」のこれまた入りづらい看板

階段を登ったところにこの張り紙。
どうぞお入りしたくない感じがするのはなぜだ。
そして、この張り紙をバシバシ写真を撮り、左の扉をあけようとしたところ、
ガラガラガラっと勝手に扉が開きまさかのママさんと鉢合わせ!
いきなりの展開に普通にびっくりしたんですが、さっそく入店だ。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の麻雀卓

右も

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の麻雀卓

中央も

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の麻雀卓

左も雀卓が並ぶ。
というかまあ雀荘なので雀卓しかないのは当たり前っちゃ当たり前なんですが。
まー見事に雀卓しかないんですよ。ね、それでどうぞどうぞといわれるがままに着席。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」のどうみても麻雀卓

いやまあ、目の前にあるのは麻雀卓ですね。
なんかこう卓に赤いふわふわとした布的なものがしかれ
一見するとですよ、一見するとですけど、普通のテーブルにみえなくもない。
しかしだ、そこは雀卓、手元をパカっとあけると・・・

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の点棒

点棒です。
どうみても点棒、誰がみても点棒だ。
いやーまさかまさかと思ってましたがもう間違いないですね。
このノリはまさかまさかの

雀卓でご飯!

で間違いないようでございます。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の料金表

お昼は時間料金かかりません(念のため)。
強そうなジャンボヘア風のお母さんに焼そばをお願いする。
手元にあったスポーツ新聞を読みつつ、他にお客さんもいなかったので
合間合間でお母さんとお話する。わりとこういうのは得意なほうだ。
聞けば麻雀店は38年もやってるそうで、そりゃー年季がはいってるわけだ。
そして、ランチの方は客にそそのかされて半分えいやーと始めたそうだ。
ランチのほうも歴は長く12年になるんだよねーといっていた。
ノリではじめてそれだけ続けるとは恐れ入ります。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の焼そば(ライス付き)

そんなこんないいながら料理がきた。
ちょっと写真がいまいちなのが申し訳ないけど
伝わりますかね、けっこうなボリュームなんですよほんとに。
一応書いておきますけど、頼んだのは焼そばですよ、焼そば。
なんかもういろいろくっついてきてる。
ご飯自体もそうとうな量ありますし、何より副菜が充実している。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」のうまそうな焼そば

こちらがメインの焼そば。
肉がたっぷり入ってて味はソースと塩の中間のような
なんか出汁焼そばとでもいえばいいのか妙にご飯とあう味付けだった。
なんかすごいうまい。そしてすごいご飯とあう。
炭水化物と炭水化物は全然いける口ですが(ナポリタンとご飯とかいける)、
この焼そばなら誰でもご飯いけるよほんとに(日替わりなのでいつ食べれるかわかんないけど)。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」のうまそうな納豆

こちらはネギたっぷりの納豆。
納豆だけでも十分じゃないっすか。
白米と納豆だけでも独自の世界観を構築できるつわものなのに、
横にはでっかい妙においしい梅干までいるから大変です。

なんだ、ここは旅館の朝食か!

とつっこみたくなります。
どれもこれもやたらおいしくご飯もむしゃむしゃ食べてたら、
お母さんから「おかわりあるよ!」との声が。
ありがたくいただき、またむしゃむしゃ結局大盛りご飯2杯食べてしまった。

そのあとアイスコーヒーをいただきながらまたお母さんとお話。
みんな同じ反応をするのよね、なんていってたからそりゃそうだよー
なんて返してたんですが、そのあとに

でも、画期的だと思わない?

といわれて妙に納得してしまった笑。
いやーそりゃちょう画期的だけどさ。
商魂たくましいというかなんというかね。
しかしながら、ほんとにそのお母さん1人だけでやってるお店なので、
混んでたりすると本当に大変らしい。なので常連さんは時間ずらしてくるそうな。

そんな話をゆっくり聞き、
そして680円を支払いお店をでました。

まさか、こんな近所にこんな珍店があるとは思わなかったなー。
味もよかったし、まったりできるのでまた今度、
平日お昼にお腹が減ったらよってみようと思う。

星:★★★★(玄人向け)
店名:麻雀朋(なかま)
住所:東京都杉並区永福2丁目52-11
頼んだもの:焼そば(ライス付)


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それにしてもほんとおもしろいお店だったなー。
駅から近いし、こういうの苦手じゃなければぜひチャレンジして欲しいです。

杉並区、永福町、「朋(なかま)」の焼そば(ライス付)と雀卓の基本情報

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