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【レビュー】REDLINEをバウスシアターでみてきた。

吉祥寺の映画館は誕生月は1000円で見放題ってことで、
どれどれどっかいってみるかいってみるかなと映画のスケジュールを
これは便利なインターネットで調べてみたんですが、
どうにもこうにもこうぐっとくる作品がなくてこれはこのままじゃあれだ、
アリエッティいったくだ、ここにきてアリエッティいったくとかどうなのーと、
なってしまうのかと思いきや、なんとかでてきたのが、
このredlineなのだ。難産。見る前から難産。

実はこのredline、前に同じくバウスでアウトレイジを見てきたときに
予告でダダーンとみててまあなんかまたそんなのやるんだーへーへー
えっ、声優キムタクかあ、キムタクなのかあとそこだけ妙にエッジを効かせて覚えていた。
そうだ、木村拓哉なのだ。この映画の最大のネックは声優に木村君を使ってるとこにね、
難があるというかなんというか。難ですね。なんなら。

木村君といえばハウルですね、他にもなんかやってるのかな。
それで僕からするとハウルの木村君は、木村君のハウルは、

「結構気になるレベル」

だったので、ちょっとうーんどうしようかなあと
このredlineもうーんどうなんだろううーんなんて考えながら、
公式サイトをみてみたら

【レビュー】REDLINEをバウスシアターでみてきた。

こんな感じのキャラクターデザインだとか
そのアホっぽいノリだとかがやっぱりどうにもおもしろそうなので、
こりゃあいってみようとはるばる吉祥寺のバウスシアターまでいってきたわけだ。

それで雨の中はるばる吉祥寺のバウスまでいって
しかもその日(10月9日)は公開初日だってんでこれはちゃんと気合をいれて、
ちゃんと整理券を受け取らねば!といきりたったものの寝坊して整理券配布の時刻から
20分もすぎたところで到着、急いで若干やる気のないお姉さんが受付係のチケット売り場で、
申し出たところ、整理番号3番目になりまーすとゆるい感じでいわれたわけだ。
なに、そうなの、そんな感じなのかあふーんふーんと思いながらも、
それとなくパシャリ。

【レビュー】REDLINEのキャラクター

ちょっとこの公開初日とは思えないくたびれた感じは流石バウスシアターといったところか。
その日なにも食べずに(なにしろ寝起き直後)きたもんだから、ここは一先ずサーカスでクレープを食べ、
さらになんかこう映画を見るときってジャンクなもんくいたくなるよね!ってことで、
バウス向かいのモスバーガーでサンギバーガーをむしゃむしゃ。
唐揚とザンギは何が違うんだ、唐揚大なりザンギなのかなどと
またお得意の変な妄想話に花が咲くと思いきや隣に若くない関西弁の女の子三人組がすわった。

聞く耳をたてるまでもなくその子らの声が非常に大きく勝手に入ってくるんだけど、
どうやらその子らもレッドラインをみるらしい。しかもただ看板をみただけで、

「おいおいほんとに誰も内容を知らないかよ!」

と みたいな話をしてた。
いやでもほらキムタクって書いてるしーみたいなそんな感じだった。
ここでもういっておくと、

いやでもほらキムタクって書いてるしー

みたいな人はきっと楽しめないと思う。
いやまあ彼女らは例外で何でも楽しめそうな人種っぽかったけど。
それで時間になって、さー会場入りだーと思ってざざーと席についたら、
まわりガラッガラ、さっきのノリでみにきた3人組をふくめても、
全部で20人もいないじゃかー!とかそんな状況に驚きながらも、
これはこれでゆっくり見れるからいいかー。

さて、本編開始。

やはりキムタクはキムタクだった。

そういわざるをえないんだけど、
しかしながらなんていうかダメなんだかカッコイイんだか
よくわからないけど凄いやさしい男って設定の主人公JPはまるでまあ、
なんとなくキムタクっぽい感じの雰囲気は確かにでてて、
なんとかギリギリゆるせるというかなんというか
実際問題

それどころじゃない!

って感じでした。
そうそう、特に前半は特にどうなんだろうって思ってた分、
意識がそこにいってしまう部分もありましたが、途中からは
その怒涛の展開と、他のキャラクターの存在感で中和されていったように思います。
そもそも芸能人声優とかそんなのどうでもいいし気にならない人なので、
蒼井優とか浅野忠信はまったく気にならなかった。
というかいわれないと僕は気づかないよ。
キムタクが特別なんだよ。

それで話の流れとしては単純明快。
やってることはただの車レースで誰が一番早いんですか!を決めるだけ。
なんでもありなレースなのでなんかこうすっごい壮大なマリオカートとかそんなです。
そこにまあ色恋沙汰やら、レースそのものを邪魔しにかかるロボワールドの人やらが
ぐりぐりと絡んでくるんですが、物語の本筋意外は基本的に
制作スタッフのやりたかった事とか妄想壁の末そうなりました的な感じに
捉えてもらえればいいんじゃないですかね。
やりたかったんですよ、あれとかそれとか。
三点なんとかー発射ーとか絶対そう。
あれ僕もやりたいもんね。

キャラはどれもこれもいちいちおもしろいんだけど、
一押しはやっぱりボルトン大佐でしょう。
ボルトン大佐はレースを邪魔するロボワールド側の人なんだけど、
ザ・軍人って感じの悪役ですごいカッコイイ。
最終形態もなかなか悪役っぽくて僕は好きだなあ。
あとはマシンヘッド鉄仁やスーパーボインズも機体が合わさってなかなか。
それと関係ないけどソノシーはなんだかんだおっぱいだします。

音も全体的によくて、映像美もあり(がんばりすぎだろ)、
これはぜひ映画館でみることをオススメしますね。
大画面でドーンとなーんも考えずに見れるけどハラハラドキドキ、
ヌォォォっと前のめりになりながら気づけば終了してる。
置いてけぼりになりそうなんだけど、
なんだかんだ乗せられてるため結局は最後までそのスピードで走りぬける感じは
確かに体験型とか銘打ってるだけはありますね。

いやーおもしろかったおもしろかった。
しかし、まあ一般受けはしない内容ですね笑。
ちょっと、いや、けっこうなマニア受けよりな作品だとは思います。
公式サイトもしくは、下に予告はっときますんで、
それでおもしろそうだな!って思った人はぜひぜひ。
そうじゃない人は大人しく13人の刺客とかみたらいいと思います(あれもおもしろそうだけど)。

なんだこれ、なんか予告だけですごいいっぱいあるな。
4.1とROBOWORLDがよさげだったので上にしてみました。

星:★★★(3.5かな)

映画基本情報

監督

小池健

脚本・脚本・音響監督

石井克人

主な出演者

木村拓哉
蒼井優
浅野忠信

上映時間

102分

製作国

日本

公開

2010年10月9日

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